2021-01-01から1年間の記事一覧
広葉樹林の中、木漏れ日で照らされる林床にたたずんでいた。 鋭く光る眼光がかっこいい。 15 Ⅴ 2020. JAPAN,YAMAGATA.
東北にもやっと春が訪れてきた。 近所の土場ではクリストフコトラカミキリがせわしなく走り回っているし、アオサギの死骸にはヘリトゲコブスジコガネが集まっている。こういう光景を見るとようやく春の訪れを感じることができる。 この日は、残雪が残るブナ…
Ⅲ 2020. JAPAN,Yamagata.
ホソツヤルリクワガタ Platycerus kawadai Fujita et Ichikawa, 1982 は、地域による色の変異が強く、集めると非常に面白い。 この日は、雄雌共に青味の強い山地に訪れた。 気温が高かったこともあり尾根沿いの材に入っていた個体は割り出すとすぐに動き始め…
ホソツヤルリクワガタ Platycerus kawadai Fujita et Ichikawa, 1982 16 Ⅲ 2020. JAPAN,Kanagawa.
モミの立ち枯れにて。 産卵を終えて力尽きたであろう雌の個体。 体表には白い菌がついていた。ボーベリア菌だろうか。 10 Ⅲ 2020. JAPAN,Shizuoka.
毎年、秋から春にかけてブナ帯に生息している小型のクワガタを見るため、各地に出かける。 久々に、ミヤマツヤハダクワガタを見たくなったので高校時代の友人二人を誘い、静岡の山に足を向けた。 友人が割り出した個体。いい感じで割り出していたので写真を…
トウカイコルリクワガタ Platycerus takakuwai Fujita,1987 久々にフィールドに出たこともあり、いつもより一層に輝いて見えた。 3 Ⅲ 2021. JAPAN,Shizuoka.
月山のブナ林を歩いた。 高校時代、群馬県の冬のブナ林に通い詰めた時期があった。 その頃を思い出し懐かしく感じる。林の植生などはたいして変わらないが、ブナの出現する標高などその他諸々、関東のブナ林とは違い、まだ真新しさがある。 この日の目的は果…
今年の夏は湿地性ゴミムシをひたすら追いかけた。 こいつが現れる湿地帯は基本的に良好な環境が残っており、多様な湿地性の昆虫を観察することができる。 生息地での個体数は少なくはないが、生息地自体が極端に少ない。 基本的に、多くの数を採りたくないの…
毎年、冬の時期は標本作成に勤しむ。今年は例年に増して標本を作った。 この日は、春に行ったブナ林での採集品を開いた。 JAPAN:Yamagata.2020. 藍色をしたユキグニコルリクワガタ。 実物は更に美しい。
JAPAN,Chiba. 2021. この種類は、西日本には多産するが東日本では非常に少なく、見つけるのが難しい。これまで、埼玉、東京で観察することができているが、千葉県では見ることができていなかった。非常に嬉しい収穫となった。